「いい家」の5つの条件

小牧市・春日井市を中心に、自然素材の注文住宅を提案しているマスターズです。
「いい家」ってどんな家?家づくりを考える方なら、誰しも「いい家」が欲しいと願います。では「いい家」ってどんな家を指すのでしょう?
「いい家」の条件とは?5つの視点から考える理想の住まい
家を建てるとき、誰もが「いい家に住みたい」と思うもの。しかし、そもそも「いい家」とはどんな家なのでしょうか? 私たちはその条件として5つの要素を挙げています。
① 性能:命と健康を守る家

まず最も大切なのは、安全であること。地震や台風に強く、しっかりとした耐震・耐風性能が備わっていることが前提です。そして、快適な暮らしを実現するために、断熱・気密・換気・空調・調湿などの性能も欠かせません。これらがしっかり整っていることで、健康的で安心できる住環境が生まれます。
② デザイン:暮らしを彩る設計

デザインというと「見た目の美しさ」を思い浮かべるかもしれませんが、実はそれだけではありません。インテリアや外観の美しさはもちろん、「暮らしをデザインする」という視点も重要です。例えば、リビングの大きな窓があっても、外からの視線が気になり落ち着かない家では快適とは言えません。住みやすさを考えた間取り設計が、本当の意味での「良いデザイン」と言えるのです。
③ コスト:建てるだけではなく、維持する費用も考える

住宅のコストは、建築費用だけでなく、住み続けるうえでのランニングコストも考慮する必要があります。例えば、快適だけれど光熱費がかさむ家よりも、最適な断熱・気密性能を備えて光熱費を抑えられる家の方が、長い目で見て経済的です。「安く建てる」だけではなく、「長く住む」視点を持つことが重要です。
④ アフターサービス:住んでからの安心感

どれだけ丁寧に建てられた家でも、長く住むうちに不具合が生じることがあります。だからこそ、住宅の保証やアフターサービスが充実しているかどうかは、家選びにおいて重要なポイントです。国の定める「10年保証」は当たり前になってきていますが、より長期的な保証や、設備のトラブルに迅速に対応してくれる体制が整っているかどうかも確認しておきたいところです。
⑤ 素材:時間とともに「味わい」が増すものを選ぶ
家の素材には、大きく分けて「劣化する素材」と「味わいを増す素材」があります。例えば、天然木や漆喰の壁は、年月とともに風合いが増し、住むほどに愛着が湧くものです。一方で、タイル調の外壁などは、年月が経つと劣化が目立つことも。すべてを自然素材にする必要はありませんが、適材適所で「長く愛せる素材」を選ぶことが、いい家をつくるポイントになります。
「いい家」をつくるために大切なこと
理想の住まいを手に入れるためには、これら5つの要素をバランスよく満たすことが大切です。ただし、すべてをハイスペックにするとコストが膨れ上がってしまうため、優先順位を考えながら、自分にとっての「いい家」の条件を見極めることが重要です。
そして、家づくりは「建てたら終わり」ではなく、「建てた後の暮らし」が本番。毎日家を出るとき、帰ってくるときに「この家、かっこいいな」「住んでよかったな」と思える家をつくることこそ、本当の「いい家」の条件なのかもしれませんね。
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