家づくりの第一歩「資金計画」について
資金計画が家づくりの第一歩!
小牧市・春日井市を中心に、自然素材の注文住宅を提案しているマスターズです。
今回は「資金計画」についてのお話しです。家の計画を進める際、どうしても間取りやデザインに目が行きがちですが、実は資金計画こそが最も重要なステップなのです。
予算の決め方

家づくりにおいて、「予算をいくらにするか?」は非常に大切なポイントです。しかし、友人や知人が建てた家の金額を基準にするのではなく、自分の収入や支出に基づいて計画することが必要です。具体的には、自己資金と住宅ローンのバランスを考えながら総額を決めていきます。
住宅ローンの金利に要注意!
現在、変動金利は0.5~0.6%程度、固定金利は2%程度とされています。しかし、今後の経済状況によって金利が上がる可能性は十分にあります。たとえば、5000万円のローンを組んだ場合、0.5%と2%では毎月の返済額が大きく変わります。さらに、金利が上昇すると予想以上の負担が発生するため、慎重に選ぶことが大切です。
月々の返済可能額を基準に考える
「家賃が8万円、毎月5万円の貯金をしているから13万円までなら払える」など、現在の家計の状況を基準にして住宅ローンの借入額を決めるのが賢明です。また、固定金利か変動金利かを選ぶ際にも、将来の金利変動リスクをしっかり考えておきましょう。
住宅購入で失敗しないために
- 親の援助は確実に確認する
「援助があるはず」と思い込んで計画を立ててしまうと、いざという時に困ることになります。事前に親と話し合い、具体的な金額を確認しておきましょう。 - 夫婦の収入変動を考慮する
夫婦共働きで住宅ローンを組む場合、出産や転職などで収入が減る可能性もあります。特に、産休・育休期間の収入減を考慮し、無理のない返済計画を立てることが重要です。 - 住宅ローンの審査に影響する要因を把握する
車のローンやリボ払いなどの借入が多いと、住宅ローンの審査に影響を与える可能性があります。住宅ローンを申し込む前に、自分の借入状況を整理しておくことをおすすめします。また、クレジットカードを一切持っていない「スーパーホワイト」の方も審査が通りにくい場合があるので注意が必要です。
まとめ
家を建てる際は、まず資金計画をしっかり立て、その上で建物や土地の計画を進めることが大切です。無理なローンを組まず、将来を見据えた安心できる資金計画を作りましょう。特に、金利の変動リスクや収入の変化を想定して、余裕を持った計画を立てることが、後悔しない家づくりの鍵となります。
資金計画は、家づくりの土台です。しっかり準備して、理想の住まいを実現しましょう!
失敗しない家づくりについて、より詳しくyoutubeチャンネルでお話していますので、よろしかったらご視聴ください。