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家づくりについて

IoTと家づくり

2023年6月30日

こんにちは。
早いもので明日から7月ですね。
7月といってもまだまだ梅雨の気配は明けず、雨が続きそうですね。
じめじめの蒸し暑いので、熱中症にもお気をつけください。
さて、今回は、IoTと家づくりに関してです。
最近、よく耳にするIoTとはどういものなのか。
そして、それが暮らしにどうつながっていくか。
さっそくご覧ください!

「家づくりの基礎知識 IoTと暮らし」

近年、どんどんIT化が進む現代!
最近では交通事故件数を減らすため、
自動運転機能や自動ブレーキ機能が搭載された自動車も販売されました。
ITの技術は着実に私達の生活に広く浸透しています。
住宅もその一つで、こうしたIT技術を使用する家がスマートハウスです。
そのスマートハウスで使われる究極のIT技術がIoT(Internet of Things=モノのインターネット)です。
内蔵センサーにより、心拍数や脈拍数・体温などが計れるウェアラブル型スマートウォッチが
発売されたことは記憶に新しいでしょう。
このスマートウォッチは健康管理だけでなく、スマートフォンと連携します。
するとスマートフォンに届いたメッセージを読むこともできるため、
大切なメッセージに気付くのが遅れることがなくなります。
画期的な商品で話題となりましたね。

このように、一昔前では夢物語のようだった世界が徐々に現実となっています。
そして身近なあらゆるものにIoTが搭載される未来もそう遠くない話ではないかもしれません。
今回は、そのIoTと暮らし方についてお伝えします。

◆IoTとは何?

IoT=モノのインターネットと簡単に説明しましたが、もう少し詳しくご説明したいと思います。
これまでインターネットといえば、PCやタブレット・スマートフォンなどを通じて行うものでした。
しかし、IoTは物に通信機能を搭載し、
そこから直接インターネットにアクセスして通信をする機能のこと
です。
物自体の自動認識や制御・遠隔操作を行うシステムです。
例えば、高速道路や幹線道路の渋滞状況を検知し、
渋滞がひどくないレーンやルートを案内することで渋滞を緩和するシステムも、IoTの一種です。
このシステムを利用すれば、いつまでも動かない渋滞に苛々することもなく、
迂回して予定時刻どおりに目的地へ到着することもできるので便利ですよね。
では、IoTを駆使した暮らしのターゲット層は一体どういった方々なのでしょうか。
また暮らしのどういった場面でIoTが活躍するのかという点をお伝えします。

◆お子さんや高齢者のいるファミリーに便利なツール

先述の小さいお子さんを持つファミリーの場合、以下のような使用例が期待できます。

・お子さんがベランダの窓のカギを開けて外に出ようとした時に、
 窓に取り付けられているセンサーが感知して親御さんにお知らせする
・お子さんが水を張った浴槽に誤って落ちたり、トイレ内でいたずらしてケガをしないように、
 お子さんが1人でバスルームやトイレに来た場合はドアや蓋が開かないように作動する。
上記のように、家庭内で「ここは危険かな」「ここは子どもにいたずらされたら困る」
という場所にIoTを利用することで、家庭内の不慮のケガや事故を防ぐことができるでしょう。

また介護が必要な高齢者がいるファミリーの方なら、以下のような活用が期待できます。

・家族の留守中や離れた部屋で家事をしている時に 異変が起きた場合は、
 健康管理機器などを通じてすぐに家族に異変を知らせる。
・認知症の家族がいる場合、家族の留守中にガスコンロを使用したり
 水を出しっぱなしにすることがないように、家電類やガスなどの使用を制限する。
このように、ファミリー世帯ではあらゆる場面において
「こんなものがあったら便利なのに」「こんな時にこういうことができたら便利なのに」
ということがたくさんあります。
こうしたニーズに合ったIoTが開発・利用されるスマートハウスは、
家庭内での負担を軽減し効率を向上させ、より豊かで利便性の高い暮らしを実現できるようになります。

◆こんなシーンでも役立つ

お子さんや要介護の高齢者の方がいるファミリーの方をテーマにIoTの利便性をお話しました。
もちろんそれ以外のシングルやカップル・DINKSの方にもおすすめできます。
こうしたIoTを導入した家電はスマート家電と呼ばれ、以下のようなシーンで活用されています。

●鍵を持たずに施錠・開錠が可能

IoTを活用した技術でまず注目したいのが、スマートロック機能です。
これは鍵を持たず、スマートフォンなどの通信機能を利用して施錠・開錠を行うシステムです。
これならいくつも鍵を持つ必要もなく、鍵の閉め忘れや紛失も防げます。
さらに通常のドアの鍵と違って鍵穴もないため、空き巣によるピッキングの心配もありません。

●合鍵作製もOK

鍵関連でもう一つ注目したいIoT技術が『合鍵作製』です。
これまでの合鍵作製といえば、マスターキーを鍵屋さんへ持って行って作ってもらうのが当たり前でした。
しかしIoTを利用すればその手間もいりません。
作製方法は専用アプリをインストールし、そこにマスターキーの情報を登録することで、
必要に応じて合鍵を作製するだけと、とてもシンプルです。
合鍵のデータはメールなどで送信できるので、必要な時に渡したい相手にそのメールを送るだけでOKです。
発行した合鍵のデータは使用可能な時間や曜日も設定でき、
その設定期間を過ぎるとデータが無効となるため、不必要に使われる心配もありません。

●防犯面や留守中の見守りに

最近の防犯カメラは、録画機能付でデータを保存することができるものが増えています。
これにIoTが加わると音声も拾えたり、
逆にこちら側からカメラの先にいる人に向かって声を掛けることも可能となります。
映像はスマートフォンやタブレット・PCなど、
常時インターネットに接続可能な機器があればいつでも確認できます。
このカメラは自宅の玄関やベランダなど、空き巣が侵入しやすい出入り口に設置して、
防犯カメラとして活用することはもちろん、
室内に設置して留守中の家の中の様子を見守るツールとしても便利です。
例えば、ペットを飼われている方なら留守中のペットの様子を見たり、
共働きでお子さんが学校から帰ってきても親御さんが不在の場合は、
カメラ越しにお子さんの様子を見守って声をかけることも可能です。
特に声をかけることは、
一人ぼっちで不安なペットやお子さんを安心させるために重要なポイントとなるのでおすすめです。
今後ご自宅に防犯カメラを設置するなら、ご自身やご家族の安全を守ったり、
お留守番中の大切なご家族の見守りに、IoTを利用した防犯カメラの設置はいかがでしょうか。

●食材の在庫状況を教えてくれる

昨年ごろからスマート家電の普及が急速に広がり、
冷蔵庫や電子レンジ・電気ポットと様々な家電に導入され、
忙しい現代人の暮らしをより快適にしてくれています。
冷蔵庫の場合、買い物に行く前に冷蔵庫の前面のパネルで
食材の在庫状況や賞味期限の状況などがチェックできるタイプや、
庫内にある食材をセンサーが判別し、
適切な温度でより美味しく食べられるように保存ができるタイプなどが販売されています。
これなら余分な買い物や買い忘れを防いだり買ってきた野菜がだめになるという心配もありません。
また、ドア前面に液晶パネル付きの冷蔵庫なら、
冷蔵庫のドアを開けずに中身が判るので節電にも繋がって一石二鳥です。

●自動加熱で失敗知らず!

IoTを搭載した電子レンジでは、庫内にあるセンサーで食品を判断し、
適切な加熱時間や温度を自動調整するタイプがあります。
この方法なら加熱ムラがなくなるため、
片面は熱が通っているけど片面は半生…というような失敗もありません。

●ポットの利用=安否確認

近年、ポットの利用状況が登録済の携帯へお知らせを届けてくれる電気ポットが発売されています。
これは例えば、田舎で暮らす親御さんが毎朝お茶を飲むためにポットから急須にお湯を入れると、
離れて暮らす息子さんや娘さんの元にポットの利用があった旨をお知らせし、
親御さんが今日も元気でいる安否確認としても活用できるツールとなっています。
もしお知らせが届かなければ、
「あれ?そういえば今日はまだお知らせが届いていないけど、もしかして何かあったのかな?」
とすぐに異変に気付くことが可能です。
なかなか気軽にご実家へ帰れる距離に住んでいない場合、
こうしたツールを使うことで、親御さんの毎日の様子を知ることができます。

●自宅で録画した番組を外出先でも視聴

これまでテレビ番組の録画といえば、自宅に設置したレコーダーにデータを保存して、
それを休日の空き時間などに自宅で観るというスタイルでした。
しかし近年、大手家電メーカーから発売されたレコーダーは、
自宅で録画した番組のデータをWi-Fiを通じてスマートフォンやタブレットに転送し、
それを外出先でも観ることができるタイプの商品も開発・販売されています。
さらにデータを転送するだけでなく、外出先で「あの番組を録画予約するのを忘れた!」
という時にも、連携アプリから録画予約をすることも可能です。
観たい番組を見逃してしまったり、
録り溜めた番組を観ずにデータを削除してしまう心配がないのは嬉しいですね

●健康管理もIoTにお任せ

ダイエットや健康維持のために、
毎日体重や体脂肪率などを測り記録を付けているという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、いちいちノートに手書きで記録をしたり、アプリに打ち込むのはちょっと面倒ですし、
うっかり記録を忘れてしまうと正しいデータが取得できませんよね。
そんな方々の健康やダイエット管理をサポートするのが、IoTを搭載した体組成計です。
これはタブレットやスマートフォンに専用アプリをインストールし、体組成計と連携させることで、
体組成計で計測したデータが自動的にタブレットやスマートフォンに記録される仕組みです。
これならただ乗って計測するだけなので、管理も楽ですね。

●お掃除だけでなくおしゃべりも楽しめる

ここ数年、人気が高まり所持する方も増えた家電といえば、ロボットクリーナーですね。
汚れを検知したら自動で掃除を開始し、
充電が切れそうになると自動で充電器まで戻って充電を行うその姿に、愛着がわきます。
そんなロボットクリーナーも進化していて、最近は無線LANを搭載したモデルも登場しています。
無線LAN搭載タイプのロボットクリーナーなら、
スマートフォンやタブレットに専用アプリをダウンロードしてデータを登録するだけで、
外出先から遠隔操作をすることも可能です。
また、ロボットクリーナーに付帯している赤外線を利用して、
テレビやエアコンなどのオンオフ操作を行うこともで可能です。
さらに機種によっては人工知能を搭載したモデルもあり、
掃除の開始を声でお願いすると反応して清掃を開始したり、
お掃除中もロボットクリーナーがお話をしてアピールを行います。
お掃除に関するお話だけでなく、「おはよう」や「今日も疲れたよ~」などの
普通の呼びかけにも反応して会話をしてくれるので、
もはやロボットクリーナーというより家族に近い感じですね。
ただのお掃除ツールとして活用するだけでなく、
誰かと話をしたいという時のおしゃべり相手としてもおすすめです。

このようにIoTはとても利便性が高くこれからの私たちの生活をより快適にしてくれます。
しかし電気がないとその性能や利便性を活用することができません。
そんIoTを活かした家が『スマートハウス』です。
スマートハウスとは、太陽光発電や燃料電池等で作り出したエネルギーを
IoTを活用して効率的に利用する省エネ住宅のことです。
太陽光の買取価格は下がる一方ですが、逆に電気代は上がる一方。
さらにIoTのように電気を使う場面が増えれば、太陽光の活用方法も見直さないといけませんね。

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